パソコン不具合時のデータ救出に必要な時間
パソコンの不具合状況により、データを読み出すのに要する時間は、大きく変わります。
1.パソコンをCD起動できる場合
スイッチを入れた後、パソコンメーカーのロゴの画面が現れた後に、画面が暗くなったまま起動しないというような状態では、パソコン本体は無事に動作しているので、「knoppix」という機能のCDをパソコンに挿入して、パソコンを起動させます。
無事に「knoppix」画面が表示されれば、その画面からハードディスク(HDD)を開いて、必要なデータを、別に準備した外付けHDD等に保存します。
保存すべきデータ量によりますが、3~6時間位で読み出しできると考えられます。
2.パソコンからHDDを取り出して、別パソコンで読み出す場合
スイッチを入れても、ファンも回転せず、全く反応が無い場合や、ファンが回っても画面に反応が全く無い場合等では、パソコン本体のハード故障の可能性が大きいので、パソコンからHDDを取り出して、別パソコンで読み出しを行います。
HDDの取り出し方法を、慎重に見きわめながら行う必要があり、特に最近の薄型ノートパソコンでは、周囲の結線等を傷つける可能性すら有りますので、慎重さを要します。 保存すべきデータ量によりますが、4~8時間位で読み出しできると考えられます。
3.HDDの、ファイルシステムが壊れている場合
ファイルの種類ごとに複数回の読み出しが必要な事もあり、7時間以上の時間を要します。
パソコンの設定等
ソフトのインストールや設定では、パソコンメーカーやソフト作成者が予め想定した操作ですので、一般に、世の中の標準的時間近くで可能と思われます。
例えば、Windows OSのインストールでは、同時にオフィスやメール等のインストール・設定を行うため、所要時間4から5時間となります。
費用について
ボランティアセンターでのパソコン何でも相談等について、費用はもちろん不要です。
ただし、パソコンをお預かりしたり、または家にお送りいただいて、あるいはご家庭を訪問して、時間のかかる作業を行う場合は、ご了解を得たうえで、所要時間等から、多摩市シルバー人材センターや多摩市のボランティアグループが受け取る最少限の費用と同じようなレベルの費用を頂戴します。
なお、費用は、ボランティアとして最少限の費用+交通実費であり、多摩市で見られる一般業者と比べて1/3から1/7くらいのレベルと思われます。
NPO夢マネージメント社