HDD重症故障時のデータ救出方法
インタ-ネットで、HDD重症故障で検索すると、パソコンをCD起動しただけでデータを救出できる場合や、ファイルシステムまで壊れていて特別なソフトの利用で救済される場合もすべて、重症で扱われていました。
HDDの重症的な壊れ方について、いろいろな分類が出来ます。
①物理的に壊れていないのに、ファイルシステムまで壊れていて書き込まれているファイルを認識出来ない状態等の故障を、物理的に壊れている物理故障に対して、一般に論理故障として区別しています。
この論理故障までのデータ救出については、
データ救出とはや
重症PC救出等で詳しく説明しています。
② ここで言う、HDD重症故障時とは、HDDにおける回転ディスクが回らないとか、磁気ヘッドが壊れたとか、HDDの入出力回路の部品が壊れたというような、HDDの物理的故障の発生を考えています。
この場合でも、企業等が重要データだから、どうしても読み出してほしいというケースがあります。
そこで、一部の業者では、クリーンルームを準備して、壊れたHDDのディスクを取り出して、別の新しいHDDのディスクと交換して読み出しを行う事も有り、その時は、百万円単位の請求となるようです。
一般人とは無縁の救済金額ですが、企業の重要情報となれば、金額のことを言っておられないケースも有るようです。